三浦半島/三崎港・北条湾のサビキ釣り 夜の大マイワシ編

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。愛用のトラギアを片手に、日本全国、いや世界を釣って回ります。目指すはモバイルロッドの釣り図鑑?身近な水辺で繰り広げられる、ポケモンGOさながらの冒険をお楽しみください。

今年もイワシがやってきた

冬になると夜に良型のイワシが釣れることで知られる三崎港・北条湾。今年も良型のマイワシが湾内に入っているとの情報をキャッチし、夜明け前~朝マヅメを狙って出撃してみました。

寒波襲来中の深夜にもかかわらず、北条湾には噂を聞きつけてやってきた相変わらずの釣りバカたちがちらほら。海を覗くとイワシの群れが居るわ居るわ、そこらじゅうが良型イワシで埋め尽くされています。

5:20(GMT+9)

あまりの大群に寒さも忘れて俄然やる気。下カゴ仕掛けのサビキを垂らし、アミ姫を拡散させるとワッと寄ってきます。イワシ類はサビキに食いつかないこともあるので、釣れなければハリに直接アミエビをつければOK。

何度かサビキをスルーされ、この日もトリックパターンかと思いきや食い気がたったところでヒット。

5:34(GMT+9)

それこそ北陸の魚屋さんで売っているような、丸々太った#マイワシでした。まるでニシンかと見紛うほどのサイズ感。これが美味しくないわけがない。今日は刺身、煮つけ、それともスターゲイジーパイ?

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その後も立て続けにヒットしますが、群れが沖に出たり入ったりするので爆釣とまではいかず。コツは群れが向かって来そうなタイミングで仕掛けを投入し、コマセを拡散させること。

群れの上から無暗に仕掛けを落とすと散ってしまうし、夜なので群れが離れているとコマセに気付いてくれません。ウキを付け、沖の群れを狙撃するもなぜか食い気立たず。歯がゆい。

6:23(GMT+9)

そして試行錯誤しているうちに夜が明けてしまい、群れは海鳥に追われて綺麗さっぱり居なくなってしまいました。恐らく、北条湾は外敵から身を守るための夜の寝床。昼間は沖でエサを漁り、夜になるとまた戻ってくるのでしょう。

北条湾でイワシを釣るなら日暮れ前に来たほうがいい?

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6:57(GMT+9)

その後湾内を探して回るもイワシの群れは見当たらず、アジを釣ろうと花暮岸壁で粘るもアイゴのみ。水中にはアイゴ、小メジナ、ハタタテダイ、スズメダイと、1月にもかかわらず魚影は濃いようで。

親子がアイゴを釣って喜んでいましたが、毒魚だということは知っているのでしょうか。注意するほどの距離でもなく、見て見ぬふりを。あー。

9:40(GMT+9)

そして何だかんだで苦戦した今回の釣果はこれくらい。腑に落ちない結果といえど、一人で食べる分には十分ですね。一晩やればクーラー満タンも期待できそうです。

北条湾のイワシの群れは今後水温低下と共に消えてしまうので、釣るなら今のうちに。

この記事を書いた人

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。三浦、湘南、伊豆、沼津をフィールドに、コンパクトな釣りを綴っています。