魚肉ソーセージで狙う神奈川・金目川のハヤ釣り ウグイの味噌焼き編

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。愛用のトラギアを片手に、日本全国、いや世界を釣って回ります。目指すはモバイルロッドの釣り図鑑?身近な水辺で繰り広げられる、ポケモンGOさながらの冒険をお楽しみください。

コロナ時代のお忍び釣行

外出自粛の為しばらく釣りに行けていなかったのですが、先日近所の金目川で少しだけ竿をだしてきました。

金目川は丹沢山地に水源をもつ清流で、神奈川県の中規模河川にしては水質がいいのが特徴です。豊富な湧き水のためか、秦野盆地の中流域にまでヤマメが生息していたり。

13:21(GMT+9)

渓魚を狙うのもいいですが、今日はもっと気楽にハヤで遊ぶことにしました。エサはコンビニで買った魚肉ソーセージ。サシや赤虫、ミミズには勝てませんが、これでもハヤなら十分食ってきます。

寄せエサは昨夏の小鮎川で余った寄せ太郎。淡水の釣りでも、寄せエサを使うか使わないかで釣果に雲泥の差が出ます。

14:11(GMT+9)

水質の良いチャラ瀬に立ちこみながら、魚のついていそうな落ち込みを狙います。立ち込む予定が無かったため、普通の靴で入水。川でも磯でも使えるような、丁度良い長靴が欲しいところ。

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ほどなくして、観音橋のあたりで綺麗な#11ウグイがヒット。

14:57(GMT+9)

この川で釣れるウグイはいかにも清流の魚といういでたちです。相模川のウグイよりも綺麗?

結局この日の収穫はウグイ3尾。エサが魚肉ソーセージだったためか、オイカワやカワムツは姿を見せませんでした。

綺麗な金目川ですが、魚影の濃さや魚種の豊富さ、底棲生物の発生状態は相模川水系に劣ります。やっぱり相模川は偉大な川。有難さを実感しました。

そして、今回の釣行から再び、釣った魚を連番で記録していく書き方に戻そうと思います。昨夏、中国へと旅立つまでは連番を記録していて、確か20魚種くらいは釣っていましたよね。

このほうが冒険感があるし、記事の企画に相応しいでしょう。気分を改めるつもりで、#1から書き直します。

実は絶品?清流ウグイの美味しい食べ方

持ち帰った清流のウグイは味噌焼きにして頂きました。

ウグイというと雑魚のイメージですが、流通が発達する以前、内陸部では貴重な水産資源でした。長野県では産卵のために浅場に集まったウグイを獲る「瀬付き漁」なんかも行われています。

そんなウグイの、かつての里山を代表する食べ方は至ってシンプルな味噌焼き。内臓を取り、両面と腹に味噌を塗り込んで焼くだけで完成です。滑らかな身質と皮目のうまみが味噌と良く合い、とても乙な一品。塩焼きよりも断然おすすめです。

今度釣れたら、日本酒と共にいただきたいですね。

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この記事を書いた人

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。三浦、湘南、伊豆、沼津をフィールドに、コンパクトな釣りを綴っています。