パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。愛用のトラギアを片手に、日本全国、いや世界を釣って回ります。目指すはモバイルロッドの釣り図鑑?身近な水辺で繰り広げられる、ポケモンGOさながらの冒険をお楽しみください。
春の平塚新港で初心のちょい投げ
平塚新港にやってきました。神奈川県には釣りは平塚新港にはじまり平塚新港に終わる、という諺があるように、大抵の県産初心者アングラーたちはこの港から巣立ってゆくものですが、
かくいう僕も釣りはここ平塚新港のちょい投げがはじまり。
3月から少し運営の仕方を変えてみようと思い、新たなスタートを切るという意味で今日は再びこの地にやってきたのです。
13:33 (GMT+9)
時期が時期なので港内はガラガラ。余裕綽々で先端付近の好ポイントをゲット。
2月はフカセ釣りに専念していましたが、寒メジナのあまりの老獪さに辟易して今日は投げ釣りに逃避。
今年はどこも水温高めとの情報なので、シロギスがまだ港内に居る?
14:11 (GMT+9)
先端付近のポイントは空いていれば外海、船道、対岸のテトラ際を扇形に探れるのが魅力。
しかしトラギアS906MLの機動性能を最大限に発揮して全てのポイントを丹念に探るもヒットなし。
僅かなアタリはまれにあり、時々エサは取られます。
潮が止まっている間は奇跡のカレイ劇場に期待して置き竿にしましたがヒットなし。
これが春の平塚新港の現実ですよ。
真冬と比べ日差しは明らかに強くなりましたが、海の中の季節はワンテンポ遅れるので今が真冬というわけです。
だから釣れないのです。
そんなのわかりきってますよ、Googleからの検索流入を期待して来ているだけですもの。
平塚新港というワードを抑えたいだけですもの。ほほほ
という冗談はさておき、陽も傾きかけてきたので真剣勝負に。
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15:06 (GMT+9)
外海側ではアタリが少ないため、港内側を丹念に探ります。
平塚新港は底がフラットで根かがりが無いのが有難いですね。初心者にもってこいのポイントです。
そして港内に投げか仕掛けが船道のカケアガリと思しき場所にさしかかった瞬間、ゴゴッとカワハギのようないいアタリ。
きっとトラギアS906MLと2号ライン、10号天秤の組み合わせが良いのでしょう。3号ライン、12号天秤のときはこんなアタリは出ませんでした。
引いてみるとけっこう重くて引きます。そして頭を振っている。このトップに伝わる弾むような肉感は間違いなく。。
15:12 (GMT+9)
平塚新港名物、クサフグでございます。
神奈川県には釣りは平塚新港のクサフグに始まり平塚新港のクサフグに終わるという諺があるように、この港で幅を利かせる主なのでございます。
個体数が多い上に、鋭い歯でエサやハリスを食いちぎっていく厄介者なのでよく岸壁上に捨てられているのを目撃します。大抵はジモティと呼ばれる頑固な地元の爺さんたちによるものです。
でも僕はクサフグ全然嫌いじゃないですよw
よく見てみると可愛いし、体側にはまるで金箔を貼ったかのような美しい金の帯があります。
彼のここ平塚新港での名誉ある地位を表しているのです。そうなのです。
結局この日の釣果はこのクサフグ一匹のみ。海はまだまだ冬ですね。
また初夏にでも来てみましょう。
では。
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