ワカサギとは、体長10cm前後のキュウリウオ科の淡水魚。冷水を好む北方系の魚ですが、適応力が高いため現在では日本全国の湖沼・河川に移植されています。
まとまって獲れることや食味の良さから古くから重要な食用魚とされ、甘露煮、天ぷら、空揚げなどの具材として親しまれてきました。おせち料理にも必ずワカサギの甘露煮が添えられるので、日本を代表する食用魚といっても過言ではないでしょう。
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いつ・どこで釣れるの?
ワカサギは冬~春に産卵し、1年ほどで寿命を迎える魚です。そのため鈎に掛かるサイズに成長する晩秋から、翌年の初春までが釣りシーズンとなります。
☆赤城大沼氷上ワカサギ釣り
— 赤城山 青木別館 (@ao18719048) January 27, 2021
1月27日(水)釣果、フカンドで菊池様(赤城の鬼)73匹、天気(曇り、強風)気温(2℃〜4℃)氷厚(20㎝〜35㎝)サイズ(7㎝〜13㎝)午後は風が強くなりました🎣🏔️#赤城山 #大沼 #氷上ワカサギ釣り pic.twitter.com/3NUgaAIrQ7
湖沼ならどこにでも生息しているようですが、ワカサギ釣り場として漁協の管轄のある湖のほうが釣りやすいです。関東での代表的な釣り場は芦ノ湖、相模湖、山中湖、河口湖、精進湖、諏訪湖、榛名湖、赤城大沼、高滝湖などになります。
釣り方は?
湖面から下重りのサビキ仕掛けを垂らすだけというシンプルな釣りです。沖の深みを回遊しているのでボートやドーム船、氷上から狙うと良いでしょう。エサにはサシ類(白サシ・紅サシ)や赤虫を使います。
短いロッドならワカサギ釣りにも使用できますが、感度の高い専用仕掛を使うことでより繊細な釣りを楽しむことができます。各社から発売されているセットを購入すれば、あとは湖に向かうだけ。ワカサギ釣りで引きこもりがちな冬の休日を変えてみてはいかがでしょう。
遠里・簡単ワカサギセット
扁平穂先の短竿、小型両軸リール、仕掛け、重りがセットになった最もオーソドックスなタイプ。これさえあればあとはエサを買うだけでワカサギ釣りを楽しむことができます。
アルファタックル・NEWワカサギ名人セット 並継65
こちらはトラギアでお馴染みのアルファタックルのワカサギセット。並継でコンパクトに仕舞えるので電車釣行にもおすすめです。
アルファタックル・NEWワカサギ名人セット 振出60
同じくアルファタックルのワカサギセットですが、こちらは更にコンパクトな振出ロッド。並継は面倒という方にはこちらがおすすめです。
プロマリン・PG ソリッドわかさぎセット
プロマリンのオーソドックスなワカサギセット。継数が無いので車で持ち出せる方向きのロッドです。ボート、穴釣り、ドーム船の全てに使える長さ(60cm)です。
シェアーズ・ソルフィエスタ ワカサギコンボセット
こちらはシェアーズの究極にコンパクトなワカサギセット。仕舞うとボールペンほどのサイズになります。全長は45cmなので、穴釣りやドーム線向きといえるでしょう。
プロックス・攻棚ワカサギモータードライブEC+穂先Sセット
短竿+小型リールで深棚を攻めるワカサギ釣りは、タナ取りや巻き取りに苦労するもの。しかしプロックスの攻棚ワカサギモータードライブECなら、設定した10cm刻みのタナに自動で仕掛けを送り込み、巻取りも自動で行うことができます。
セットのラインはワカサギの繊細なアタリもしっかりキャッチする「HS加工」の国産PEライン。付属の扁平穂先と組み合わせれば、文句なしのワカサギ釣りを楽しむことが出来ます。