イギリスで新型コロナウィルスワクチンの接種が始まる 一人目は90歳のおばあちゃんでした

12月8日、イギリスで世界初となるCovid-19ワクチン接種が始まりました。ワクチンは米ファイザー社と独ビオンテック社が開発したもの。最初に摂取したマーガレット・キーナンさんはなんと90歳のおばあちゃん。

キーナンさんは接種前のインタビューで「(ワクチン接種第一号になれたことを)とても光栄に思います。これまでは一人で過ごすことが多かったけれど、来年は家族や友人と過ごすのを楽しみにしています。最高の誕生日プレゼントです。」と語りました。


イギリスではまず、80歳以上の高齢者と医療従事者などがワクチン接種の対象になっていて、今後数週間で80万回分が使用される予定。英オックスフォード大学とアストラゼネカ社が開発したワクチンも数週間後に当局の認可が下りるとされています。

これについてボリス・ジョンソン英首相は、「難しいワクチンの開発に当たった全ての科学者、NHSのスタッフ、ボランティア、感染から人々を守るためにルールに従ってくれた全ての皆さんに感謝します。」と自身のTwitterで述べました。

イギリスではワクチン接種の義務化はされていませんが、政府は既に4000万回分のワクチンを確保しており、高齢者と医療従事者の接種が終わり次第一般市民の接種が始まる予定です。コロナウィルスに完全に打ち勝つにはまだ長い時間がかかりそうですが、これでようやく出口が見えたのでしょうか。

ちなみに、イギリスでの接種2人目は、ウォリックシャーのウィリアム・シェイクスピアさん (81)。真面目なニュースながらクスっと笑ってしまったのは、私だけではないはずです。

この記事を書いた人

『TRANS JOURNAL』編集者。神奈川県出身。京都外国語大学外国語学部卒。卒業後は製紙会社などに勤務。ここでの専門はイギリス。パンと白米が余り好きでなく、2020年にはじゃがいもを主食とする生活を目指すも挫折する。