駿河湾/西伊豆・戸田港のライトなカゴ釣り カンパチ・イナダ祭り開催でクーラー満タン御礼編

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。愛用のトラギアを片手に、日本全国、いや世界を釣って回ります。目指すはモバイルロッドの釣り図鑑?身近な水辺で繰り広げられる、ポケモンGOさながらの冒険をお楽しみください。

秘境の集落へカゴ釣りに

口野から狭隘な県道17号線をひたすら進み、戸田湾までやってきました。

戸田は高速道路やバイパスの類が一切開通していない陸の孤島。アクセスするには口野から非常に狭隘な海沿いの県道17号線を進むか、修善寺から急勾配の連続する戸田峠を越えるしかありません。

12:15(GMT+9)

出逢い岬の展望台で車を降りると、頭はふらふら。あまりの悪路に自分で運転する車で酔ってしまいました。まぁそんな秘境だからこそ、西伊豆は魚影が濃いのですが。

それにこの戸田湾、湖のような見た目ながらえぐれるように深くなっていて、足元の水深は30メートルを超えるところも。流入河川の規模も丁度良く、プランクトンが育ちやすいため夏場は外海から様々な回遊魚がエサを求めてやってきます。ようは天然の生け簀のような場所。

今日はそんな戸田湾でぬけぬけとエサを食う青物たちを、モバイルロッドで迎撃しようと思います。

13:35(GMT+9)

仕掛は前回と同じでこんな感じ。ロッドはスレンダーなフォルムとしなやかな曲がりが美しいトラギアフォーズ944ML。絶妙な弾性により小型~中型の青物との楽しいやり取りが期待できます。

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コンパクトロッドでカゴ釣りをする場合、玉ウキタイプのフローターを使うと重心が安定して投げやすくなります。

カゴ釣りなので羽根つきの遠投ウキを選びたくなる気持ちも分かるのですが、コンパクトロッドでは重心のブレを引き起こすのでやめましょう。

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カゴは第一精工のワンタッチフタカゴ天秤(小)を使用。蓋つきなのである程度の深ダナにも対応できるほか、ワンタッチでアミ姫を注入できるのが魅力的。

天秤の部分もやわらかいので、バラシ対策にもなります。なお適合ウキは8号。

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コマセは今日もアミ姫を使用。常温で保存でき、手が汚れないので女性や初心者の方にもおすすめです。1パックの容量は600gなので、一日楽しむなら3パック以上用意すると良いでしょう。

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ハリスは磯用の1.5号を半ヒロ使用。マダイ狙いなどでハリスを長くとりたい場合はロケットかごを使用してください。

中央桟橋で釣り開始

御浜岬の堤防にするか迷いましたが、今回は水深を重視し戸田港の中央桟橋付近をセレクト。背後は宿やレストランが立ち並ぶ戸田の目抜き通りとなっているため、普通なら観光客の多いポイントです。

13:26(GMT+9)

しかしこの日はコロナの影響で、御覧の通り閑散としていました。釣り人も奥に一人フカセ師が居るのみ。ブイや係留船も多く、本当にこんなところで青物が釣れるのでしょうか。三浦半島で例えるならば城ヶ島の岸壁のような感じです。

あまりの二級ポイント感に半ば諦めムード。アイゴと小メジナにエサを取られ、四苦八苦する展開が脳裏をよぎります。

しかしドン深の西伊豆はやはり違いました。なんと一投目でウキが爆速で消し込まれ、#55 カンパチがヒットしたのです。

13:45(GMT+9)

サイズは30ほどですが、右に左に走りまくりで危うくロープに巻き付かれるところでした。恐ろしい。

今年は梅雨明けが遅かったせいかあまり実感が沸かないのですが、海の季節はもう夏真っ盛り。大型回遊魚対策も真剣に考えなくてはなりません。さもなくば大型カンパチに竿ごと吹っ飛ばされる羽目になるでしょう。

その後は立て続けにブリの若魚#54 ワカシがヒット。

14:01(GMT+9)

前回の静浦漁港でもそうでしたが、大小交じりで毎投ごとに釣れ続きます。戸田湾内の係留船で釣りをされていた方から話を聞きましたが、もう戸田湾じゅうがワカシで埋めつくされているとのこと。今年は例年に無いワカシの当たり年。

今はワカシサイズですが、秋にはイナダ、来年にはワラサへと成長して釣れてくれることを祈りましょう。

16:39(GMT+9)

もう延々と釣れ続くので、そばでスタンバイしていた子猫にシェア。まだ子猫ながら本能は備わっているらしく、ワカシの喉元を噛みちぎり、吹き出た血を美味しそうになめていました。

釣り人が釣ったブリを常食しているなんて、贅沢な子猫ですね。

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戸田港岸壁夕マズメの奇跡

そして日も暮れかけた18時過ぎ、正面に遠投していたウキが勢いよく消し込まれました。そしてワカシが掛かった時とは違う、ロッドを根元から曲げにくる強烈な衝撃が伝わります。掛かった獲物は明らかにデカい。

18:05(GMT+9)

慎重にやりとりしたいところですが、油断していると係留船やブイに突っ込まれる恐れがあるので、ハリス1.5号ながらやや強引に引き寄せます。

5分に及ぶやりとりの末、姿を見せたのはなんと40センチをゆうに超す#56 イナダでした。

18:12(GMT+9)

ハリスは1.5号、口の皮一枚にハリが掛かっている危険な状態でしたが見事ランディング。これには一時岸壁中が騒然となり、釣り人や漁業関係者、観光客の方から祝福の言葉を頂きました。

たまたま群れを離れて戸田湾内に迷い込んできたのか、それとも早熟な個体なのかはわかりませんが、この時期に伊豆でイナダが掛かるのは珍しいのではないでしょうか。

今回たまたまハリス1.5号でも取り込めたのは、トラギアフォーズ944MLのしなやかさと運のお陰。夏も深まる次回からは2号以上のハリスを準備したいと思います。

この記事を書いた人

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。三浦、湘南、伊豆、沼津をフィールドに、コンパクトな釣りを綴っています。