駿河湾/沼津・足保港の投げサビキ サバ祭り開催でクーラー満タン御礼編

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。愛用のトラギアを片手に、日本全国、いや世界を釣って回ります。目指すはモバイルロッドの釣り図鑑?身近な水辺で繰り広げられる、ポケモンGOさながらの冒険をお楽しみください。

夏の青物シーズンが開幕

前回木負の堤防でイワシの群れが入っているのを確認できたため、今回からコマセを使った釣りを発動しようと思います。

水温も上昇し本格的な釣りシーズンとなりましたが、大型の青物の回遊はまだまだこれから。

今回はその序章ということで、小型の青物を狙った投げサビキをしてみることにしました。

場所は去年投げで訪れた足保漁港。例年夏になると多くのカゴ師で賑わいます。

7:23(GMT+9)

この日は前日の大雨の影響で、いつもは澄んでいる駿河湾の水がかなり濁っていました。

淡水が流れ込んでいる証なので、釣りものによってはかなりの悪影響が出ます。

普段は沖合を回遊している青物も例外ではなく、淡水を嫌って群れが散ってしまう可能性があるのです。

まぁそれでも小鯖くらいは居るでしょう。彼らはこの時期どこにでも居ますからね。

7:35(GMT+9)

仕掛はこんな感じ。ウキ、サビキ、カゴの順にセットします。

ウキは羽根つきの遠投ウキではなく、玉ウキタイプのフローターを使うと良いでしょう。

カゴを使った釣り全般に言えることですが、フローターを使うとモバイルロッドでも重心が安定して投げやすくなります。浮力は余裕を持たせて10号程度がおすすめです。

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サビキは針数の少ないもの(3本など)を選ぶと良いでしょう。針数が多すぎるとモバイルロッドでは投げにくいばかりでなく、青物が食い上げたときに即オマツリして仕掛けがダメになってしまいます。

今回私も使いましたがおすすめなのががまかつの遠投サビキ。3本鈎が2セット入っているのでコスパ的にも申し分ないです。

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カゴは普通に釣具店で売っている小型のプラスチックカゴで構いません。

コマセは今回アミ姫を使ってみました。アミ姫とはマルキューが出している常温で保存できるチューブ状のアミエビで、手を汚したくない方や女性におすすめのコマセとなっています。

朝の数時間なら1本で充分ですが、丸一日遊ぶなら3本ほど用意しておくと良いでしょう。

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7:40 実釣開始

アミ姫をカゴに詰め、30mほど投げてみると着水と同時にフローターがホッピングするアタリが出ました。

これは青物が食い上げた時に出るアタリで、オマツリの原因になるので即座に巻かなくてはなりません。

引き上げてみると案の定元気のいい小サバが2尾、サビキについていました。こんな濁りでも活性は非常に高い様子。

7:42(GMT+9)

その後も小~中型のサバが入れ食いで釣れ続き、隣のカゴ師はサバの猛攻に終始あきれた様子。

着水と同時に食い上げてくるので、3本針でも何度かオマツリしてしまいました。

8:02(GMT+9)

サイズは20~25cmくらいがデフォ。体表に多数の黒斑が見られるため、おそらく#53 ゴマサバでしょう。

中サバは味噌煮や煮つけ、しめ鯖などで美味しくいただけるのが嬉しいですよね。余ってもぶっこみのエサにすればいいので、とりあえず確保できるだけ確保します。

9:11(GMT+9)

結果、朝の1時間半でクーラー満タン御礼につき納竿となりました。

木負にあれだけ居たウルメイワシの群れはどこへ行ってしまったのでしょうか。

今度は濁りの無い日の夕マズメにチャレンジしてみようと思います。

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駿河湾/沼津・静浦漁港のライトなカゴ釣り ワカシ祭り開催でクーラー満タン御礼編

http://transjournal.jp/archives/4668

この記事を書いた人

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。三浦、湘南、伊豆、沼津をフィールドに、コンパクトな釣りを綴っています。