イギリスの紅茶文化 アーリー・モーニング・ティーで自粛生活をより豊かに

コロナ禍の自粛ムードのなかで、アーリー・モーニング・ティーの習慣がすっかり身についてしまいました。

アーリー・モーニング・ティーとは、起き抜けにまどろみながら紅茶を飲むというイギリスの習慣。一般的に紅茶好きで知られるイギリスですが、朝顔を洗う前に、ベットから出ずに紅茶を飲むことから一日が始まります。

朝食を食べる前に紅茶なんて飲んだら、胃を悪くしないだろうかと心配する方も多いとは思いますが、イギリスでは紅茶に砂糖とミルクを入れるのが一般的。なのでさして問題はありません。

イギリスで紅茶に入れるミルクは、大抵の場合普通の牛乳です。コンデンスミルクやフレッシュなど、専用のミルクを用意する必要はありません。

適当なティーパックと牛乳、砂糖さえあれば、起き抜けに誰でも貴族のような優雅な気分を楽しめます。

起きたらまず適当なカップでミルクティーを飲むことから一日を始める。ミルクは市販の牛乳でよい。

イギリスで紅茶を入れるときに、よく争点となるのがミルクを先に入れるか後に入れるか問題。前者をMIF(ミルクインファースト)、後者をMIA(ミルクインアフター)といい、どちらがより正当であるかを争うジョークがあります。

イギリスではミルクを先に入れる人のほうが若干多いらしいのだけど、僕は絶対MIA派。一口目はストレートで、紅茶本来の味と香りと楽しんだほうがよいのではないでしょうか。

実際のところ、ミルクを先に入れるか後に入れるかで、味や風味が変わってしまうことはないそうです。

アリー・モーニング・ティーの他にも、モーニング・ティーやアフタヌーン・ティーなど、イギリスには一日のうちに何度も紅茶を飲む習慣があります。

長引く緊急事態宣言でイライラするなと思ったら、生活にイギリス式の紅茶文化を取り入れてみては如何でしょう。あなたの自粛生活が、きっとより豊かなものとなるはずです。

この記事を書いた人

『TRANS JOURNAL』編集者なり。神奈川県出身。京都外国語大学外国語学部卒。在学中に上海師範大学に留学。卒業後は製紙会社などに勤務。翻訳もたまに。ここでは興味の赴くままに、イギリス帝国や中国に関する記事を執筆。