駿河湾/沼津・静浦漁港の投げ釣り 堤防から狙う乗っ込みマダイ編

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。愛用のトラギアを片手に、日本全国、いや世界を釣って回ります。目指すはモバイルロッドの釣り図鑑?身近な水辺で繰り広げられる、ポケモンGOさながらの冒険をお楽しみください。

マダイの釣れる関東最深の堤防へ

冬の投げ釣りは厳しい。この一ヶ月、その現実をひしひしと実感させられる釣果が続いています。

しかし、寝ても覚めても、冬でも1月でも釣りがしたいというのが釣り人の性というもの。冬場、深みに落ちた魚は一か所に固まっていることが多いので、その場所さえ見つけることができれば必ず大きな釣果をあげられる筈。

と、いうわけで懲りずにやってきました駿河湾。静浦漁港の外海側は軽く水深30m以上あるので、魚の越冬場所がどこかにある筈。今回は場所を替えつつ、探りながら魚の住処を探そうと思います。

11:32(GMT+9)

今日は澄み渡るような青空の下、大堤防からは富士山がくっきり。おまけに左側には冠雪した赤石山脈(日本アルプス)まで見えていました。静浦よいとこ一度はおいで。

11:34(GMT+9)

堤防の中ほどにて、常連の方がカゴ釣りで大きなマダイを釣り上げていました。ここ静浦は遠投カゴ釣りのメッカ。マダイも主要なターゲットで、春の乗っ込みシーズンには良型の数釣も可能。

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ちなみに乗っ込みとは、マダイやクロダイなどの鯛類が産卵のため、春に群れで岸辺の浅場にやってきること。ここ沼津ではだいたい4月からがマダイの乗っ込みシーズンになります。今年は自分も狙ってみたいところ(もちろんモバイルロッドで)。

11:35(GMT+9)

50cmを超す良型のマダイ。最も美味しいサイズなのではないでしょうか。これが60cmを超える老成魚になるとゴムを食べているかのような大味になってしまいます。

11:59(GMT+9)

前回は中ほどだったので、今回は淡島寄りで竿を出しました。海を覗くと、前日の大雨で狩野川から泥水が流入したのか海水が濁っています。

濁りは狙う魚種によってプラスに作用しますが、大抵の場合マイナスに作用するもの。戦意を喪失させられます。

12:32(GMT+9)

上段外海側ではアタリが無いので、下段内側で。外海側の水深が40mを超えるのに対し、内海側はせいぜい7mくらい。付け根から先端手前付近までは漁船がひしめいているので、内側で釣りをするなら先端まで歩きましょう。

それにしても浮世絵のような景色ですね。

12:48(GMT+9)

一投目、着底とともにプルプルとしたアタリ。上がってきたのは駿河湾の投げ釣りで顔なじみとなったトラギス。比較的水深のある、流れの穏やかな砂泥底に居ついています。

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外道中の外道ですが、天ぷらにして美味しいので持ち帰ります。この日は立て続けに三匹。

13:01(GMT+9)

前回足保で初めて釣れたイトベラも。相模湾ではあまり見かけないベラですよね。キュウセンとササノハベラを足して2で割ったという雰囲気。

13:21(GMT+9)

そして、ここにもこの御仁が。毎度釣れてくるので、今回は持ち帰ってみることに。全ては自己責任です。

13:31(GMT+9)

堤防の淡島側先端へ移動。投げ釣りポイントの獅子浜突堤が見えています。夏場はシロギスが釣れ盛るポイントですが、冬場はやはり厳しいでしょう。

14:29(GMT+9)

先端にて、ドン深のポイントで竿先をスーッと持って行くアタリ。合わせてみると結構重い。カケアガリを意識してゴリ巻きすると、上がってきたのは手のひらサイズのマダイでした。

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20cmくらいでしょうか。三崎でも釣っれましたが、この位のマダイは投げ釣りで結構釣れる。今日は同サイズのマダイが2匹。資源保護のためもちろんリリース。

15:12(GMT+9)

次は上段で投げてみるも、ササノハベラが連発するのみ。30mの深場にも居るんですね。夏でも冬でも、浅くても深くても、釣れるのはベラばかり。

15:36(GMT+9)

15時半、根掛かりで持ち合わせていたジェット天秤4個を全てロスト。夕マヅメの良い時間を前にして、泣く泣く撤収を余儀なくされました。静浦の投げ釣りの難点は根掛かりが多いこと。特に手前はケーソンが沈んでいるので、根掛かり率100%。少なくとも50mは投げましょう。本当のところ、投げ釣り向きの釣り場ではないのかもしれない。

20:16(GMT+9)

帰宅後、持ち帰ったキタマクラを刺身で食べました。有毒の内臓と皮を丁寧に取り除き、念には念を入れて腹身も全てそぎ落しました。

その味は、上品ながら濃厚かつクリーミー。弾力もあり、カワハギ顔負けの絶品でした。間違いなく、今まで食べてきた刺身の中では最高レベルの代物。罪深い。絶品のキタマクラ、食べるなら自己責任で。

この記事を書いた人

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。三浦、湘南、伊豆、沼津をフィールドに、コンパクトな釣りを綴っています。