胴突仕掛で探る沼津・木負堤防のカサゴとカワハギ 3種のエサのつけ比べ編

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。愛用のトラギアを片手に、日本全国、いや世界を釣って回ります。目指すはモバイルロッドの釣り図鑑?身近な水辺で繰り広げられる、ポケモンGOさながらの冒険をお楽しみください。

放浪の末に

アクセス不振から中国旅行を断念せざるを得なくなりました。開設当初から右肩上がりを続けていたPVは中国に話題を振った途端に伸びなくなり、収益に至っては減る始末。

ブログといえど営利を目的としている以上、しばらくの間は日本国内もしくは他国の情報発信に専念する必要がありそうです。

と、いうわけで戻ってきましたこの企画。帰国早々腹いせに東名高速を爆走し、向かうは沼津市の木負堤防。

狙いは晩秋の好ターゲット、カサゴとカワハギです。

Photo 01

静浦漁港など、沼津方面の釣行のさいに必ず立ち寄るのが414号沿いのトージンさん。24時間営業なので早朝からの釣行でもバッチリ餌を確保できます。大手チェーン店と比べるとやや高いのが難点でしょうか。

Photo 02

木負堤防は富士山を眺めながら釣りができるロケーション抜群のポイント。場所も広く、足場も良いため、家族連れの週末釣行におすすめです。

[PR]秋の釣りにおすすめ!ヘリーハンセンの高性能防水スカンザライトジャケット 各色・サイズあり

この日の富士山は山頂に笠のような雲がかかっていました。

Photo 03

普段はジェット天秤の投げ釣りスタイルで釣行していますが、今日は胴突3本鈎仕掛けを使います。330円。オモリはナス6号を使用。

Photo 04

エサはキビナゴ、アオイソメ、オキアミを使います。全部で1,400円くらい。今回は実験の為3種類購入しましたが、普段は一種類で充分です。

[PR]根魚狙いにおすすめ!村越正海氏監修 常温保存できる切り身餌 サバレンジャー

Photo 05

御覧のように、下の鈎にキビナゴ、真ん中にアオイソメ、上にオキアミを付けて、どの餌にどれくらい反応が出るかを記録します。

7:28、堤防先端手前外側にて釣り開始。

Photo 06

直ぐに#18 キタマクラが上がりました。キタマクラは皮膚の粘液にフグ毒が含まれているので、バケツの中で他の魚と一緒にさせると他の魚が死んでしまうことがあります。恐ろしい。

でもその身はけっこう美味しいとの噂も。フグなので調理して食べるなら自己責任で。

Photo 07

堤防外側では反応が無いので、内側に仕掛けを投げるとすぐに小さな#19 カサゴが。アオイソメの鈎にきました。

カサゴやメバルなどの根魚は成長が遅いので、小さい個体はリリースして資源の確保に努めるようにしています。コイツも例外なくリリース。

Photo 08

8:40、堤防にしてはそこそこのサイズのカサゴ。またしてもアオイソメの鈎です。味噌汁用にキープ。

Photo 09

マイクロカサゴと#12 ホシササノハベラが同時に来ました。カサゴはオキアミ、ササノハベラはアオイソメです。

[PR]カン玉もつぶせる使いやすいコンパクトなプライヤー シマノ CT-942R

Photo 10

醜いカサゴもこのサイズだと可愛らしいですね。もちろん即リリース。

その後しばらく小さいカサゴとベラが釣れ続きました。オキアミ、アオイソメ共に同じくらいの反応あり。キビナゴには掛かりません。

Photo 11

下げ止まり目前の10:08、本命の#20 カワハギ#21 ホンベラがダブルでヒット。カワハギはアオイソメに、ベラはオキアミでした。

Photo 12

やや小さめ・薄めですが嬉しい一枚です。夏に狙ってもベラしか釣れなかったので、ようやくという感じ。これから上げ潮の時間なので、良型の登場に期待。

[PR]エサにつけるだけでカワハギの集魚力UP! マルキュー バクバクソルト

Photo 13

日が高くなるに連れて、当たりが遠のいてゆきました。相変わらず富士山の山頂には笠が。ベトナムの女性を思い出します。

Photo 14

この日は気温が22℃まで上がり、空気も澄んでいてとてもいい陽気。漁港には穏やかな時間が流れています。沼津の海辺で静かな余生を過ごすのもあり?

Photo15

当たりが無いので、駐車場横の角に場所を変えました。ここ、何か大物が潜んでそうな気配がするんですよね。長年釣りをしていると、そういう勘が研ぎ澄まされてきます。

[PR]堤防釣りにも使えるワイヤレス魚群探知機 集魚灯機能付き LUCKYLAKER

今日は胴突ですが、得意のライトカゴで根に潜む魚を引きずり出すのも面白そう。

Photo 16

ほどなくしてまたカサゴ。

Photo 17

#22 オオモンハタとダブルで上がってきました。オオモンハタはオキアミに、カサゴはアオイソメです。

Photo 18

オオモンハタは中国語で石斑魚といいます。そういえば広州に居た時、石斑魚のお粥を食べましたっけ。

その後大きなアタリと締め込むような強い引きが2度ほどありましたが、どちも痛恨のバラシ。13:30、エサ切れのため納竿です。

[PR]投げカワハギに最適なモバイルロッド フリーゲームXT S86ML

カサゴもカワハギもサイズ的には微妙でしたが、アタリは多く楽しい釣りになりました。上手い人がちゃんと探ったらもっと結果を出せるでしょう。

ポイントは堤防内側を重点的に攻めること。エサはオキアミでもOKですが、この日はアオイソメに良い反応が出ました。

Photo 19

木負堤防付け根の駐車場。広いですが、最盛期の休日には満車になることも。駐車には漁協への清掃協力金500円が必要です。

今週末は富士山を見ながら釣りもあり?

[PR]握って投げ込むだけでカワハギが集まる!ヒロキュー にぎってポン

この記事を書いた人

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。三浦、湘南、伊豆、沼津をフィールドに、コンパクトな釣りを綴っています。