西湘/小田原・御幸の浜のライトなカゴ釣り サーフから一発青物狙うも

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。愛用のトラギアを片手に、日本全国、いや世界を釣って回ります。目指すはモバイルロッドの釣り図鑑?身近な水辺で繰り広げられる、ポケモンGOさながらの冒険をお楽しみください。

サーフライトカゴという新境地

8月上旬に投げ釣りで撃沈した小田原・御幸の浜にもう一度来てみました。今回はなんとサーフからのライトカゴにチャレンジです。

前回投げ釣りをしていると根掛かりの多発するポイントが何個所かあり、そこにチヌやグレ、アイゴなんかが居ついているのではと予想してライトカゴを選択しました。アミコマセでサーフに居つく魚をひきずり出す戦略。あわよくば青物も。

14:53(GMT+9)

サーフなので短い竿でのカゴ釣りは少しやり辛いです。竿を立てていないとラインがすぐに波打ち際の石やゴミに引っかかります。

3投目、石に引っかかったラインを外し終えて海を見ると、ウキが見当たりません。

[PR]サーフからの釣りに便利なウェーダーブーツ 各サイズあり

すかさず合わせるとグングン引きます。打ち寄せる波に乗って、ズルズル上がってきたのはこのお方。

15:10(GMT+9)

おはようございます。ボーダーに水玉模様の組み合わせがつい先日Twitterで話題となった#17 タカノハダイです。見た目は立派な魚ですが、実はこの魚も釣り人からあまり好かれていません。

理由はこの魚が釣れると他の魚が釣れないから。タカノハダイはとても臆病な性格の持ち主なので、そもそも他の魚が居ない場所に定着しているのです。独特の磯臭さも嫌われる原因のよう。

でもどちらの理由も少し大げさに語られているようで、自身の経験ではタカノハダイが釣れても他の魚も釣れるし、きちんと処理して食べればとても美味しい魚です。なので私は特に嫌いではないです。皆さまも釣れたら一度持ち帰ってあげてください。

というか釣りたての魚で不味い魚なんてそもそもそんなに居ないですよね。ハオコゼやゴンズイですらきちんと調理して食べれば美味しいのですから。

[PR]釣れた魚をその場で識別!初心者の方には釣魚図鑑の携行をおすすめします。

本気でマズいと思ったのはニザダイくらいでしょうか。あの工業塑料的な特有の臭さは一体何が原因なのでしょうか。ニザダイだけは釣れても絶対食べないです。

タカノハダイを処理した後、根回りをピンポイントで攻めていましたが数投でまさかの高切れ。予備のウキやカゴは持っていましたが、ラインの長さが足りなくなってしまったため撤退を余儀なくされます。夕マヅメを前にして悔しい失態。

タカノハダイの他にも絶対何かが潜んでいそうな気がするので、後日またリベンジしてみようと思います。

この記事を書いた人

パックフィッシャー、それは、一本のモバイルロッドに全てを託した至高の釣り人。三浦、湘南、伊豆、沼津をフィールドに、コンパクトな釣りを綴っています。